資産形成を考えるうえで、多くの方にとって頼れる制度となっているNISA。
その新たな選択肢として登場したのが、「プラチナNISA」です。
名前の響きに惹かれそうになりましたが、やはり内容をしっかり理解することが大切だと感じました。
この記事では、プラチナNISAの特徴と選ばない方がいい理由について、率直に書いてみたいと思います。
プラチナNISAの主な特徴
項目 | 内容 |
---|---|
投資可能な商品 | 通常のNISAよりも広範囲の金融商品に投資可能 |
分配金の仕組み | 分配金が元本(タコ足配当)から支払われる場合あり |
手数料 | 一般的に高め(年1.5〜2.0%)、長期運用では負担大 |
利用対象年齢 | 65歳以上が対象 |
従来のNISAに比べて投資の自由度は高い一方で、リスクやコスト面への注意も必要だと感じました。
私がプラチナNISAを選ばない理由
私が利用対象年齢であっても、この制度を選びません。
その理由を、3つの視点から整理してみます。
① 手数料の高さがネックに
プラチナNISA対象の商品は、手数料が高めに設定されているものが多いようです。
特に長期運用を前提に考えた場合、年間1.5〜2.0%程度の手数料がかかるケースもありました。
- 運用益が年利4%
- 手数料が年2%
この場合、利益の半分が手数料で消えてしまうことになります。
時間をかけて育てる資産だからこそ、この差はとても大きく感じました。
② 分配金の仕組みに違和感
通常、分配金は「運用益の一部」として受け取るものと考えていました。
しかしプラチナNISAでは、元本を取り崩して支払うタコ足配当が行われる場合もあると知り、少し違和感を覚えました。
この仕組みだと、資産自体が徐々に目減りするリスクがあるため、長期的に資産を育てたい私には合わないと感じました。
③ 新NISAで十分だと感じた
2024年から始まった新NISAでは、
- 年間投資枠は360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
- 非課税期間は無期限
- 低コストなインデックスファンド中心で運用可能
というメリットがあります。
私の場合、新NISAの枠内で十分であり、長期・分散・低コストを基本としたスタンスにぴったり合っていると感じました。
年齢制限もハードルに
さらに、プラチナNISAは65歳以上が対象となっています。
私自身はまだ対象年齢に達しておらず、仮に将来対象になったとしても、今の条件のプラチナNISAなら絶対にやらないと考えています。
制度内容を知ったとき、正直なところ、国がこのような仕組みを導入したことに少しショックを受けました。
まとめ:制度は魅力的でも、私は見送ることにしました
プラチナNISAには、投資経験のある方にとっては、柔軟な選択肢として魅力を感じる面もあると思います。
ですが、私のようにコストを抑えて長期で資産を育てたいと考えている場合、新NISAのほうが相性が良いのではないかと感じました。
これはあくまで、私自身の判断です。
どの制度が最適かは、それぞれの目標や運用スタイルによって変わってくるものだと思います。
この記事が、資産形成を考える際のひとつの参考になれば、とても嬉しいです。
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