066【政経】世界の消費税ランキングとその使い道

政治経済


消費税は世界の多くの国で導入されており、税率や使い道は国によってさまざまです。

今回は、そんな消費税について「どの国が高いのか?低いのか?」「その税金は何に使われているのか?」を、自分なりに調べてみました。


決して専門的なものではありませんが、よろしければ参考にしていただけると嬉しいです。

世界の消費税ランキング(主な国)

順位国名税率主な使い道
1位ハンガリー27%社会福祉、教育、医療
2位デンマーク25%福祉政策全般
3位スウェーデン25%育児支援、高齢者福祉
4位ノルウェー25%医療、教育の無償化
5位クロアチア25%観光業支援
6位ドイツ19%社会福祉、医療、教育
7位中国13%地方自治体の財源
8位日本10%社会保障費、国債返済
9位アメリカ(NY州)8.875%教育、インフラ整備
10位シンガポール8%教育、インフラ
11位スイス7.7%医療、公共交通
12位タイ7%観光促進
13位台湾5%インフラ整備、公共サービス
14位インド5〜28%インフラ整備、貧困対策

※2024年時点の税率を参考にしています。一部の国では品目によって税率が異なる場合もあります。


消費税の使い道と特徴

消費税が高い国

北欧諸国(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー)では、税率が25%と高めですが、医療や教育が無償で提供されていたり、育児支援や高齢者福祉などの社会保障がとても充実しています。

個人的に調べていて印象的だったのは、税金がしっかりと生活に還元されていることでした。納税者として納得感がありそうですね。

また、ハンガリーやクロアチアも高税率ですが、それぞれ教育や観光業支援に力を入れているようです。


消費税が低い国

一方で、台湾・タイ・シンガポールといった国々は、税率を抑えることで観光業や経済成長を促進しています。

特にシンガポールは、効率的な税制で知られていて、教育やインフラ整備に集中して使われているのが特徴的でした。

スイスも比較的低い税率ですが、医療や公共交通の整備といった、生活に密着したところに税金を活用している点が印象的です。


注目したい国々の取り組み

アメリカでは州ごとに税率が異なり、例えばニューヨーク州では8.875%
この税収は主に教育やインフラ整備に使われているとのことです。国ではなく「州ごと」というのがアメリカらしいなと感じました。

中国では、消費税の多くが地方自治体の財源に充てられ、地域ごとの運営を支えているそうです。

また、インドはやや特殊で、税率が5%〜28%と商品やサービスによって大きく異なります。
主な使い道はインフラ整備や貧困対策
とのことで、多様性のある国ならではの制度だと感じました。


まとめ

今回、自分なりに調べてみて感じたのは、消費税の「高さ」=「負担」ではなく、どう使われているかが大切だということです。

高い税率でも福祉が手厚い国がある一方で、税率を抑えて経済成長を重視している国もあります。

それぞれの国の背景や価値観によって、税制は大きく異なっているんですね。
私はこの調査を通じて、自分の国の税金の使い道にももっと関心を持っていきたいと思いました。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
少しでも何かの参考になれば嬉しいです。

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