近年、不適切な情報を用いた事例が増加しており、その手法も巧妙化しています。
特にSNSやインターネットを利用した事例が増えており、誰もが注意すべき時代です。
ここでは、2024年の事例データをもとに、件数と総額の両面から注意すべき情報トレンドTOP5をランキング形式で紹介します。
注意すべき情報トレンドランキングTOP5(2024年版)
第1位:SNS型投資・ロマンスに関する事例
- 件数: 約11,164件
- 被害総額: 約1,268億円
- 特徴: SNSやマッチングアプリを通じて接触し、甘い言葉や投資話を持ちかけ金銭を騙し取る手法。特に若年層や中年層がターゲットになりやすい。
第2位:親族を装った金銭要求事例
- 件数: 約8,312件
- 被害総額: 約467億円
- 特徴: 「親族を装う」ことで信頼関係を利用し、高齢者をターゲットに金銭の振込を要求する手法。
第3位:架空の請求に関する事例
- 件数: 約6,908件
- 被害総額: 約195億円
- 特徴: 事実に基づかない請求を電話やメールで送りつけ、支払いを求める。インターネット利用者を狙った手法が多い。
第4位:インターネットバンキングに関する不正利用事例
- 件数: 約5,384件
- 被害総額: 約159億円
- 特徴: 銀行口座の情報を不正に取得し、被害者の資産を直接送金する。セキュリティ意識の低い人がターゲットになりやすい。
第5位:公的機関職員を装った事例
- 件数: 約4,192件
- 被害総額: 約132億円
- 特徴: 偽の身分証や書類を使い、公的権威を装って信用させる手法。
不適切な情報に遭わないための対策
① 不審な連絡には安易に応じない
知らない番号や不審なメールには反応せず、無視することが重要です。
特に「すぐに金銭を要求する」ものは警戒が必要です。
② 家族や友人と情報共有を
特に高齢者には最新の手口を伝え、注意を促しましょう。
③ 公的機関に確認する習慣を
不審な連絡を受けた場合は、警察署や銀行に相談しましょう。真偽の確認ができます。
まとめ
不適切な情報の手法は巧妙化しており、誰もが当事者になる可能性があります。
しかし、正しい知識を持ち、警戒心を持つことで被害を防ぐことができます。
家族や友人と情報を共有し、未然に被害を防ぎましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
本日も安全な一日をお過ごしください。
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